自宅で髭脱毛する時の注意点と効果について
思った以上に脱毛器からの光が眩しい
光脱毛器は強い光を毛根に照射し、その力で黒いメラニン色素に熱を生じさせてダメージを与えて脱毛を促すメカニズムを持っています。毛根にダメージを与えるぐらいの強さの光ですから、皆さんが思っている以上に極めて強いものがあります。もしその光が万が一目に飛び込んできたら…。
手や足であれば脱毛箇所と目がだいぶ離れていますが、髭脱毛の場合は目と大変近い位置で脱毛器から強い光(フラッシュ)が放たれます。専用のゴーグルをつけておかないと目にダメージが生じてしまいます。
また、ゴーグルやサングラスをするのが面倒だからと言って眼をつぶることで光を防ごうとする人が陥りがちなパターンがあります。照射ボタンを押したけどもすぐに反応せず光が照射されないので「ん?おかしいぞ?」と思って目を開けた瞬間に光が照射されて目に直撃するというトラブルです。家庭用の脱毛器ではこのような事例がよく報告されています。
冷却が面倒で肌にトラブル
熱で毛根にダメージを与えるほどの光を照射する脱毛器ですから、肌表面へのダメージも同時に起こりえます。しっかりとした専用の保冷剤を使って冷やさないと翌日にはボロボロの肌になることだってありえます。しかし、そういったリスクを理解せずに保冷剤を使わないで髭に強い照射をする男性が皮膚科に駆け込むことが少なくありません。
髭をしっかり剃らずに色素沈着
光脱毛器は黒い部分に反応する強い光にて毛根にダメージを与える仕組みですが、もし肌の表面に髭が残っていたらどうなるでしょうか?もちろんその部分に光が反応してしまい、表面の髭を焼いてしまうことがあります。
そうすると肌にヤケドや色素沈着がおこり、何ヶ月も治らないという事態に陥ってしまいます。脱毛サロンであればそのような危険性を熟知していますから、表面に出ている髭があれば綺麗に剃ってから照射を開始します。
そもそも家庭用脱毛器の光出力では弱すぎて髭脱毛できない
ここが家庭用脱毛器の一番の問題です。女性の薄い手足の毛であればそれなりに効果があっても、男性の太くて強い髭を脱毛するにはあまりにも光出力が弱すぎるのです。
家庭用脱毛器は一台70,000円ほどするものもありますが、せっかく購入しても髭への脱毛効果が無いのであれば何の意味もありません、
このようなリスクを考慮すると自宅でやるのは勧められない
目へ光があたってしまう問題、ヤケド・色素沈着、そして脱毛効果がさほどの無いということを考えると、男性の髭脱毛を自宅でやるのがお勧めできない理由がわかってもらえたでしょうか。
しっかり髭脱毛するのなら脱毛サロンでやるべきです。
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